- HOME
- 日帰り手術
当院では日帰り手術を行っています。
対象は、子宮頸部異形成、コンジローマ、子宮頸管ポリープ（大きいもの）、人工妊娠中絶（12週未満まで）などです。
午前の場合は8時半に入院し9時半すぎに退院となります。
午後の場合は14時に入院し15時過ぎに退院となります。
静脈麻酔を使用した場合は 午前は11時ぐらい 午後は16時半ぐらいには退院できます。
子宮頸部異形成
軽度異形成で範囲が広かったり、中等度異形成でHPV ハイリスク型陽性の場合、範囲の狭い高度異形成までの病変に対し、Co2レーザーによるレーザー蒸散術を施行します。
手術前に病変の確認をきちんと行い適応を確認した上で手術の日程を組みます。
傍頸管ブロックという局所麻酔で行いますが、痛みのため静脈麻酔を使った場合は手術後の安静時間が必要となります。
※経過観察のため、術後1週間後、術後3カ月後、術後9カ月後に通院が必要となります。
コンジローマ
尖圭コンジローマに対して行います。
外陰部だけの場合はベセルナクリームが有効ですが、粘膜面にもある場合は手術が必要となります。
Co2レーザーを使用します。
レーザーだけでのウイルスの飛散防止のため、切除してからのレーザー照射となります。
基本的には鎮痛剤および局所麻酔で行います。
※経過観察のため、術後1週間後、術後1カ月後に通院が必要となります。
頸管ポリープ
ポリープはすぐ取れるものもありますが、大きいものは出血の可能性が高いためレーザーを使用し切除します。
基本的には局所麻酔で行います。
※経過観察のため、術後1週間後に通院が必要となります。
人工妊娠中絶
12週未満の母体保護法適応症例に対して人工妊娠中絶を行っております。
12週以降は入院が必要となることもあるため当院では行っておりません。
また、当院では手動真空吸引器による吸引法を使用しております。
吸引法は、傍頸管ブロックという局所麻酔で行います。万一痛みのため静脈麻酔を使った場合は手術後の安静時間が必要となります。
経過観察のため、術後翌日、術後1週間後に通院が必要となります。
10週後半から11週になった場合は旧来の掻爬法で行い、静脈麻酔を使用します。
診察、術前検査、術後の診察とすべて自費診療となります。※手術後、少量の出血が続くことがあります。
初診時に10,000円（税込み）、手術時に120,000円～170,000円（税込み）、術後翌日4,700円（税込み）、術後1週間後4,200円（税込み）の費用がかかります。
連絡なしで手術キャンセルされることが数件ありました。
吸引法はMVAキットという再滅菌できない使い捨ての器具を使うため、当日キャンセルされると器具が使えなくなってしまいます。
そのため器具代としてあらかじめ予約金をいただく方式に代えさせていただきます。
前日までにキャンセルの場合は返金いたします。